比べて選ぶ | 2026年10月更新
湯たんぽと電気あんか、
湯たんぽと電気あんか、
安いのはどっち?
結論:電気代だけなら電気あんか。寝る前の30分を「強」で温めても約0.1円です。湯たんぽは、2Lのお湯を80℃まで沸かすだけで約4.7円かかります。
ただ、どちらも1晩数円以下で、差はひと冬でも数百円。それより大事なのは使い方です。消費者庁は、布団が温まったら湯たんぽは布団から出すよう呼びかけ、東京都は電気あんかも布団から出すよう注意しています。どちらも「寝る前に布団を温める道具」と考えましょう。
ただ、どちらも1晩数円以下で、差はひと冬でも数百円。それより大事なのは使い方です。消費者庁は、布団が温まったら湯たんぽは布団から出すよう呼びかけ、東京都は電気あんかも布団から出すよう注意しています。どちらも「寝る前に布団を温める道具」と考えましょう。
このページでわかること
1晩の電気代と表面温度
| 道具 | 寝る前30分 | 一晩(8時間) | 表面温度 |
|---|---|---|---|
| 湯たんぽ 2L・80℃のお湯 | お湯を沸かす 約4.7円(使う時間に関係なし) | お湯の温度しだい | |
| 電気あんか(平形) 広電 VWH601H(60W) | 強 約0.1円 | 弱 約0.1円/強 約1.4円 | 強 約60℃/中 約45℃/弱 約30℃ |
| 電気あんか(山形) 広電 VWY601H(60W) | 強 約0.1円 | 弱 約0.2円/強 約2.1円 | 強 約60℃/中 約45℃/弱 約30℃ |
| 電気毛布 広電 CWB551系(55W) | 強 約0.5円 | 中 約4.5円 | 強 約52℃/中 約36℃ |
← 横にスクロールできます →
電気あんか・電気毛布は、メーカーが公表している1時間あたりの消費電力量(平形 強5.5/中3.2/弱0.5Wh、山形 強8.6/中4.1/弱0.9Wh、電気毛布 強31/中18Wh)から計算。湯たんぽは、15℃の水2Lを80℃にする熱(約0.15kWh)を電気で沸かした場合で、電気ケトルの熱の逃げは含めていません(実際は少し高くなります)。
プラグ先生:電気あんかは「60W」と書いてあっても、温度が上がると電気を絞るから、強でも1時間に5.5Whしか使わない。小さいものを温めるのは安いんだ。
使い方で変わる、ひと冬の電気代
道具と使い方を選んでください。
1晩-
1か月(30日)-
ひと冬(120日)-
ひと冬は12〜3月の約120日。湯たんぽは電気で沸かした場合(熱の逃げを除く)、電気あんかは広電 VWH601H、電気毛布は広電 CWB551系の公表値で計算。
低温やけどは「温度×時間」
低温やけどは、気持ちいいくらいの温度でも、皮膚の同じ所に長くふれていると起きます。消費者庁の資料では、44℃で3〜4時間、46℃で30分〜1時間、50℃で2〜3分がめやすです。
← 横にスクロールできます →
消費者庁には、ゆたんぽの事故が2009年9月〜2017年10月に363件寄せられ、うち240件がやけどでした。2015年11月〜2020年10月の108件のうち、治るのに1か月以上かかった重いやけどが31件あります。カバーをつけていても低温やけどになった例があります。
しない:湯たんぽや電気あんかを布団に入れたまま眠る
こうする:布団が温まったら出す・電源を切る(消費者庁・東京都)。一晩温めたいなら、電気毛布を低い温度で
こうする:布団が温まったら出す・電源を切る(消費者庁・東京都)。一晩温めたいなら、電気毛布を低い温度で
湯たんぽの種類ごとの注意
| 種類 | 注意すること(消費者庁) |
|---|---|
| お湯を入れる | 少ないお湯で使わない(金属製・硬い樹脂製)。直火やIHで温められる製品は、必ず口金を外してから加熱 |
| 電子レンジで温める | 指定の出力・時間を守る。オート機能やおまかせ機能は使わない |
| 充電式(電気蓄熱式) | 布団やカバーをかけたまま充電しない。充電したまま使わない |
どの種類も、使う前に亀裂や破れがないか確かめ、リコール対象になっていないかも確認しましょう。
どっちを選ぶ?
寝床を温めてから寝たい:電気あんか。寝る前に強で温め、布団に入るときに出す。電気代はほぼゼロ
電気を使いたくない・停電にも備えたい:お湯を入れる湯たんぽ。沸かす手間はあるけれど、コンセントがいらない
一晩ずっと温かくしたい:あんかや湯たんぽではなく、電気毛布を低い温度で。寝る前に強で温めて、寝るときに下げる
よくある質問
ガスで沸かすと安い?
ガス代の単価は地域や契約で大きく違うため、このページでは電気で沸かした場合だけ計算しています。どちらで沸かしても、2Lを80℃にする熱の量(約0.15kWh分)は同じです。
湯たんぽにタオルを巻けば一晩入れていい?
いいえ。東京都には、巻いていたタオルが外れて低温やけどになった事故例が寄せられています。消費者庁も、カバーをつけていたのに低温やけどになった例を紹介しています。布団が温まったら出しましょう。
高齢の家族に使うときは?
熱さを感じにくい人や寝返りが少ない人は、低温やけどに気づきにくくなります。寝る前に布団を温めて出す使い方を、家族で決めておくと安心です。
暖房はどれがちょうどいい?
6つの質問で、あなたにちょうどいい暖房がわかります。