スマートプラグで
待機電力を切ると、
損することもある。
ポイントだけ言うと…
- スマートプラグ本体も電気を使う。約1W=1年 約272円
- 待機電力が1W以下の家電を切っても、元は取れない
- いちばん役立つのは「測る」こと。暖房器具はつながない
待機電力を切ると、得?損? 計算ツール
家電の待機電力(取扱説明書の仕様欄にある「待機時消費電力」)と、スマートプラグで切っておく時間を選んでください。スマートプラグ本体が使う電気と差し引きします。
1年=365日、31円/kWhで計算。スマートプラグは切っている時間は「OFF」、それ以外は「ON」の電力を使うとしています。SwitchBot は公式サポートの「およそ1W」をON・OFFとも1Wとして計算しました。
測った数字を電気代にする
スマートプラグのアプリに出る「1日の電力量(kWh)」を入れると、1か月と1年の電気代になります。カタログの数字ではなく、あなたの家での使い方そのものの電気代がわかります。
Wh で表示されるアプリは、1,000で割ってkWhにしてください(300Wh=0.3kWh)。31円/kWhで計算。契約によって単価は違います。
タイプ別のおすすめ
- 消費電力の記録をエクスポートできる
- Bluetooth と Wi-Fi の両方に対応
- 定格1,500W・過負荷保護つき
- 契約の電気料金を入れると月の目安が出る
- Matter 対応(Alexa・Google・Apple)
- 決めた電力を超えたら自動でオフ
※商品と価格は、ページを開いたときに楽天市場から読み込みます。
くわしく知りたい人へ(タップで開きます)
つないでいい家電・いけない家電
スマートプラグがしているのは、コンセントの抜き差しを代わりにやることです。だから「コンセントを差しただけで動き出し、急に抜いても困らない家電」に向いています。
○ 向いている家電
- スタンドライト・間接照明
- サーキュレーター・扇風機(ボタン式で、差すと動くもの)
- スマホの充電器(決めた電力より下がったら切る、などの設定ができる機種も)
- 電気代を知りたい家電(測るだけ)
× つながない家電
- 電気ストーブ・こたつ・電気毛布・ホットカーペットなどの暖房器具(下の「暖房器具をつながない理由」)
- 電気ケトル・コーヒーメーカー・ヘアアイロンなど熱を出すもの
- エアコンなど、運転中にプラグを抜いてはいけない機器
- パソコンなど、切るときに終了の手順がいる機器
暖房器具をつながない理由
「帰る前にこたつを暖めておきたい」と考えがちですが、スマートプラグの取扱説明書では、暖房器具をつなぐことが禁止されています。たとえば meross のスマートプラグ(MSS110)は、電気用品安全法により、電気ストーブや電気こんろなどの電熱器をつないで遠隔操作することは禁じられていると書いています。リンクジャパンの ePlug3 も、電気ストーブ・ヒーター・こたつ・電気毛布などは接続できないとしています。
電気ストーブの火事は、洗濯物や布団がふれて起きています(NITE)。誰もいない部屋で電源が入ると、近くに物が落ちていても気づけません。
NITEは、テレビなどほかの家電のリモコンで電気ストーブが勝手についた事例を確認し、これを受けて電気ストーブの技術基準が改正されました(NITE Alert No.83)。アプリやスケジュールの設定ミスでも同じことが起きえます。
待機電力はどのくらい?
資源エネルギー庁の調査(2012年度)では、家庭の待機電力は1世帯あたり年228kWhで、家庭で使う電気の約5.1%でした。31円/kWhで約7,068円です。2008年度の調査(年285kWh)より減っています。
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待機電力の多い家電は、ガス温水器(19%)、テレビ(10%)、冷暖房兼用エアコン(8%)、電話機(8%)、レコーダー(6%)の順です。ただし調査は、プラグを抜く行為には使い勝手や、機器によっては安全・耐久性の問題もあると注意しています。電話機やルーターのように、抜くと困る機器もあります。
失敗しない選び方 5つ
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電力を測れるもの
節約に役立つのは「測る」機能です。SwitchBot プラグミニは消費電力の記録とエクスポート、Tapo P110M は料金を入れると月の電気代の目安が見られます。測る機能のない安いスマートプラグもあるので、商品名の「電力モニター」などを確かめましょう。 -
定格1,500W・15Aと、過負荷保護
SwitchBot プラグミニも Tapo P110M も最大1,500W・15Aです。たこ足で合計がこれを超えないようにします。SwitchBot は15Aを超えるとブレーカーより先に電源を切る「過負荷保護」があります。 -
家のコンセントに差せる形か
SwitchBot プラグミニは、片方の刃が大きい「幅広プラグ」です。片方の穴が長いN極対応のコンセントか、N極対応の延長コードが必要です。 -
Wi-Fi は 2.4GHz
どちらも Wi-Fi は2.4GHzだけに対応しています。ルーターの5GHzにはつながりません。 -
使っているスマートスピーカーや家電アプリ
Tapo P110M は Matter に対応していて、Alexa・Googleアシスタント・Apple のホームでまとめて操作できます(Matter で使うには各社のハブが必要)。SwitchBot は、同じ会社のセンサーやカーテンと組み合わせやすいのが強みです。
コンセントまわりの火事を防ぐ
こうする:テーブルタップやスマートプラグに書かれた「1500Wまで」などの合計を守る。コードを束ねたまま使うと熱がこもって発火することがあります(NITE)
こうする:プラグの刃の間にほこりや湿気がつくと、火花が出て燃える「トラッキング現象」が起きます。シーズンオフの家電はプラグを抜き、ほこりは乾いた布で拭く(NITE)
よくある質問
スマートプラグで待機電力は節約できる?
こたつや電気毛布をスマートプラグでつけてもいい?
スマートプラグ本体の電気代はいくら?
節電タップとどっちがいい?
暖房器具の電気代を測るには?
暖房はどれがちょうどいい?
6つの質問で、あなたにちょうどいい暖房がわかります。