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電気ストーブの選び方 | 2026年10月更新

ハロゲン、カーボン、
グラファイト、シーズ。
電気代は「W数」で決まる。

ちょうどくん

ポイントだけ言うと…

  • 同じW数なら種類が違っても電気代は同じ。900Wで1時間 約27.9円
  • 種類で変わるのは、暖まる速さ・届き方・寿命
  • 部屋全体は苦手。体の正面をすぐ暖める道具
電気代を計算してみる ↓

W数と時間で出す、電気代の計算ツール

ちょうどくんの出番です。電気ストーブのW数(切り替えの段階)を選んでください。ヒーターの種類は選ばなくて大丈夫です。

1時間
30日
1時間-
1日-
1か月-

1時間の電気代をほかの暖房と比べると

温度調節のない機種は、選んだW数のまま運転するとして計算しています(温度センサーや「ゆらぎ運転」がある機種は、実際はこれより少なくなります)。エアコンは6畳・寒い日の目安(ランキングと同じ)、こたつは山善 家具調こたつの強 約170Wh、電気毛布は山善 YFTKB-55 の中 約25Wh。

ちょうどくん
朝の着替えに15分だけなら、900Wでも1日 約7円。短い時間に区切って使うのが電気ストーブとちょうどよく付き合うコツだよ。

タイプ別のおすすめ

はかりさん
電気ストーブは使う時間の長さで選ぶといいよ。
A:朝の数分・脱衣所(すぐ暖まる)
商品を読み込み中…
  • グラファイトかカーボン
  • 弱いW数を選べる
  • 転倒時オフつき
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B:リビングで毎日(長く使う)
商品を読み込み中…
  • 寿命の長いシーズヒーター
  • 人感センサー・温度調節つき
  • 首振りで2人以上でも
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※商品と価格は、ページを開いたときに楽天市場から読み込みます。

くわしく知りたい人へ(タップで開きます)

向いている人・向いていない人

体の正面をすぐ暖めたい人向き。部屋全体を暖めたい人には不向き

○ 向いている人

  • スイッチを入れてすぐ、体を暖めたい
  • 朝の着替え、脱衣所、キッチンなど短い時間だけ
  • 風が出ない暖房がいい(ほこりを舞い上げない)
  • エアコンが効くまでの「つなぎ」がほしい

× 向いていない人

  • 部屋全体を何時間も暖めたい(エアコンのほうが安い)
  • 寝ている間もつけておきたい
  • 小さな子どもやペットが近くで遊ぶ
  • 机に座って足元だけ暖めたい(もっと安い道具がある)
ちょうどくん
電気ストーブは「たき火のそば」みたいな暖かさ。正面はぽかぽか、背中はひんやり。だから短い時間に向いているんだ。

4種類の違い(速さ・届き方・寿命)

ハロゲン・カーボン・グラファイト・シーズ。違うのは速さ・届き方・寿命

どれも電気で発熱体を熱くして、遠赤外線などの熱を放つしくみです。違いは発熱体の材料です。

種類発熱体特徴寿命のめやす機種の例
ハロゲンハロゲンランプ明るく光る。昔からある方式2,000〜5,000時間500〜1,000Wが多い
カーボン炭素繊維体をピンポイントで暖める5,000時間山善 DC-S097(450/900W)
グラファイトグラファイト発熱体が約0.2秒で立ち上がる10,000時間アラジン AEH-G104F(250〜1,000W・4段階)
シーズ金属のパイプ立ち上がりはゆっくり。ガラス管より割れにくい10,000時間コロナ コアヒート(強1,150W)

← 横にスクロールできます →

寿命のめやすは、グラファイトヒーターのメーカー千石が公開している「一般的な輻射式ヒーターの寿命」の表(設計条件・使用環境で変わる)。0.2秒は発熱体が約500℃になるまでの時間です。ハロゲンのW数は東京電力エナジーパートナーの「消費電力の目安」。

プラグ先生
プラグ先生:「遠赤外線がたっぷりだから省エネ」という宣伝を見かけるけど、900Wの電気からは、どの種類でも900W分の熱しか出てこない。差が出るのは、その熱が体にどれだけ届くかなんだ。

しくみ:空気ではなく「当たった所」を暖める

空気ではなく、正面の体や床を直接暖める

エアコンやセラミックファンヒーターは、温風で空気を暖めます。電気ストーブは、熱を光のように飛ばして、正面にある体や床を直接暖めます。だから、つけてすぐ暖かいかわりに、正面からそれると暖かさは弱くなります。

電気ストーブ 正面の体を直接暖める 正面はぽかぽか 温風の暖房 部屋の空気を暖める 部屋に広がる 暖まるまで時間がかかる

← 横にスクロールできます →

コロナは、コアヒートが出す波長3〜20ミクロンの遠赤外線は皮膚の表面近くで吸収されて熱に変わると説明しています。山善も、同社の電気ストーブについて「お部屋全体を暖めるものではございません。局所暖房に好適です」と書いています。

失敗しない選び方 5つ

W数の切り替え・発熱体の種類・人感センサー・転倒OFF・首振り
  1. W数の切り替えが細かいもの

    電気代はW数で決まるので、弱いW数を選べるほど節約しやすくなります。たとえばアラジン AEH-G104F は250/500/750/1,000Wの4段階です。
  2. すぐ暖まりたいならグラファイト・カーボン、長く使うならシーズ

    山善は、グラファイトはカーボンより暖まるまでが約4倍速い「と言われる」、シーズは立ち上がりが遅いかわりに割れにくい、と説明しています。朝の数分ならグラファイトやカーボン、リビングで毎日使うなら寿命の長いシーズが候補です。
  3. 人感センサー・温度調節つき

    コロナ コアヒート(DH-12タイプ)は、人がいないと出力を下げる「省エネセンサー」と、出力を定期的に下げる「ゆらぎ運転」(強で1,150W→820W)があります。つけっぱなしを防ぐ機能は、そのまま電気代の差になります。
  4. 転倒すると切れるスイッチ

    倒れたときにヒーターが止まる「転倒時オフ」は必須です。NITEは、使い始めに作動を確かめるよう呼びかけています。
  5. 首振りと向きの調節

    正面しか暖まらないので、2人以上なら首振り、1人なら上下の角度を変えられるものが使いやすいです。

火事を防ぐ使い方

暖房器具の事故は5年で596件(NITE)。洗濯物や布団を近づけない

NITE(製品評価技術基盤機構)によると、2020〜2024年の5年間に通知された主な暖房器具の事故は596件で、電気ストーブ・ファンヒーターなどの電気暖房器具と石油暖房器具が約8割を占めます。消費者庁は、電気暖房器具は火が見えないぶん油断しやすく、洗濯物の乾燥や、布団・座いすの接触による火災が起きていると注意しています。

しない:つけたまま寝る
こうする:寝る前に必ず切る。布団がふれて火事になった例があります(NITE)。寝床は電気毛布で
しない:洗濯物を近くで乾かす
こうする:乾いて軽くなった洗濯物が落ちて燃えることがあります。近くに燃えやすい物を置かない
しない:つけたままロボット掃除機を動かす
こうする:ロボット掃除機がストーブを押してソファなどに当たり、火事になるおそれがあります。掃除機を使うときは電源プラグを抜く(日本電機工業会)
しない:地震のあと、倒れたストーブをそのままにする
こうする:停電から電気が戻ったときに火事になる「通電火災」のおそれ。外出や避難のときはプラグを抜く

よくある質問

いちばん電気代が安い種類はどれ?
同じW数なら、どれも同じです。電気代は「W数 × 時間」で決まります。安くしたいなら、弱いW数で使える機種を選び、使う時間を短くしましょう。
セラミックファンヒーターとどっちがいい?
電気代はW数が同じなら同じです。違いは暖め方で、セラミックファンヒーターは温風で足元のまわりの空気を、電気ストーブは正面の体を暖めます。風やほこりが気になるなら電気ストーブ、狭い脱衣所を空気ごと暖めたいならセラミックファンヒーターが向いています。
遠赤外線は体の芯まで温まるって本当?
コロナは、遠赤外線は皮膚の表面近くでほとんど吸収されて熱に変わり、その熱が体の内側へ伝わると説明しています。遠赤外線そのものが体の奥まで届くわけではありません。
部屋全体を暖めるには?
電気ストーブは局所暖房なので、部屋を暖め続けるならエアコンのほうが安くすみます。6畳ならエアコンは1時間 約2〜4円の目安です(ランキング)。
ちょうどくん

暖房はどれがちょうどいい?
6つの質問で、あなたにちょうどいい暖房がわかります。

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